プロローグ (ゲーム内)

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『夢ちゃん夢ちゃん。はい、よしよし。ごめんね。ごめんね』 『うっ…ぐすっ、心配したのに…二人が、わいせつぶつ、ちんれつ、ぐすっ…捕まったって…心配したのに…』 泣いている子供をあやすように(形容ではなく)白夜は夢華の頭を撫で続ける。 『夢華、ごめんごめん。お前があんまりにもティンカーベルだったからさ。悪戯したくなっちまったんだ』 『ぐしゅ…。えっと…それって、めちゃくちゃ可愛いいかったからってこと?』 泣いている時でも、恐ろしくポジティブなやつだ。 『ああ、そうだ。籠に入れて飼いたくなるくらいの可愛さだった』 『すん…。なら、許す。うん、もう平気。うーん、可愛い過ぎるのも罪だよねえ…。みんなの心を幻惑させちゃうから…』 もっかい泣かしてやろうかとも思ったけど、さすがに反省したので、これ以上は明日に取っておこう。
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