仮面ライダー(ﾟДﾟ)

「お届け物でーす」

「今出まーす」

ドア越しにいる宅配便の男に声をかけながら階段を降りる俺。

てか、俺引き込もってたから外界人(家族以外の人)に久しぶりに接触するな。

そんな事を思いながら少しだけ緊張しつつドアを開けた。

「ハァ-い」

久々に発声した為か声が裏返ってしまい、凄く陽気な外人みたいになってしまった死にたい。

「あ、ここにサインか判子お願いしゃす」

しかし、宅配便の兄ちゃんはそんな事を気にも止めず、事務的な対応をしてきた。