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「ふ~っやっと着いたーっ!!!」
大きく伸びると
「ねーちゃんっ早く行こうよっ」
バシッと背中を叩いて
走って行った
「待ってよ~隼人!!迷子になるよ~っ」
「迷子とか子供じゃねーんだし。俺もう中学生だよ?子供扱いすんなー。」
さっきとはまるで態度が違うのはなぜだろうか――…
「【もう】じゃなくて
【まだ】でしょッ。中学生なんてまだまだ子供よっ」
「ねーちゃんだってまだ子供じゃん」
「はっ?もう高校生なんだから立派な大人です~」
「じゃあ、この胸何?お前はまな板かっ?!」
「ちょっどこ触ってんのよっ!!//変態っ!!」
そんな幼稚な会話をしていると目的地の神社に着いた
「なんか…写真で見たより随分、暗いね………」
「何?怖いの?」
と半分ニヤリッとして言ってきた
「なっ別に怖くないし!!」
……ほんとはめちゃくちゃ怖いです……狭い所とかお化け屋敷とか凄い苦手;
こんな所、早く出たいよ……
後ずさりしようとしたら
いきなり隼人引っ張られて強制的に連れて行かれた――………
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