第六章

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1.固定資産を3つに分類し、それぞれの項目を具体的に示してみよう。 ○有形固定資産 企業が1年を超えて利用するために保有し、物としての実体を備えている資産(建物、機械装置、土地、車両運搬具、船舶、航空機、建設仮勘定など ○無形固定資産 特許権、借地権、商標権、鉱業権、ソフトウェア、のれんなど ○投資その他の資産 投資有価証券、出資金、長期貸付金、長期前払費用など 2.K社は定額法、S社は定率法で減価償却をしたとする。他の条件が等しいとすれば、K社とS社の経営成績を比較するとき、どのような点に注意すべきだろうか。 ○定率法のほうが利益が当初少なくなる(節税が可能) 3.開発費の会計処理に、現在どのような問題点があるのかを述べてみよう。 二つの問題点 ①所定の条件を満たした開発費を繰延資産として計上するか否か事実上、企業の任意になっている点 ②繰延資産として貸借対照表に計上した場合、5年以内に毎決算期において均等額以上を償却することになっている点
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