第二章

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1.従業員に対する給料を、現金で支払ったときの仕訳と転記を示してみよう。 仕訳      賃金給料100/現金100 転記      現金    ーーーーーーー       |100         賃金給料    ーーーーーーー    100| 2.損益法と財産法による損益計算を示し、それぞれの長所と短所を指摘してみよう。 損益法:1期間の収益の差額から費用の総額を差し引いて 損益を計算する方法である。算式で示せば次のようになる。   損益=収益ー費用   100=700ー600 長所:記録されたすべての収益と費用が計算要素と なるので、利益の発生原因が明らかになる  財産法:期首と期末の純財産額の比較により、その期間の損益を計算する方法。 期首の資産と負債を実地調査して、両時点の純財産額を算出し、その差額として損益を計算する。 損益=期末純財産ー期首純財産   =(期末資産ー期末負債)ー(期首資産ー期首負債) 100=(1600ー500)ー(1500ー500) 長所:実地調査に基づくものであるために確実な計算である。 短所:利益の発生原因が明らかにされない
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