第3章 思い出した気持ち

48/67
3023人が本棚に入れています
本棚に追加
/495ページ
「ちょっと待ってて」 砂羽さんが出てくるまで長く感じた。 「ほら、これだよ」 砂羽さんが差し出したのは、黄色で20cm四方の薄いものだった。 (CD?) 「バイク便っていうのかい?初めてだよ」 「え?バイク便?」 受け取りながら差出人を見た。 「あ、misakiさんか……」 膨らんだ気持ちが行き場を失っていた。
/495ページ

最初のコメントを投稿しよう!