1271人が本棚に入れています
本棚に追加
/760ページ
「そうなんですか。ところで、いつも何を書いてるんですか?」
「ああ、これ?曲の歌詞です」
「なるほど」
私はその答えを聞いてスッキリとした。
「ところで、叶多さん、おいくつなんですか?」
「私?27です」
「じゃあ、私より2つお姉さんですから敬語じゃなくていいですよ」
「あ、riye さん25なんだ。そっか。うん、ありがとう」
「これからもよろしくお願いします」
「こちらこそ」
私は差し出されたriye さんの手を握った。
ふと見ると、窓際の席で私たちの話を聞いていたおふくさんも、にこやかにしていた。
その後、riye さんが歌詞を書いている横で履歴書的なのを書いて、マスターとバイトの時間とか時給とかを取り決めた。
最初のコメントを投稿しよう!