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春の日差しがキラキラと降りそそぐ図書室に、俺は一人たたずんでいた。
「もう卒業か…」
俺の名前はワタル。18歳。
俺は無事に聖バーディ学園高等学校の卒業式を先ほど済ませてきたところだ。
この図書室には思い出がある…
この場所で、俺は憧れの美少女「美加ちゃん」に告白したのだ…
「あれから3年…この図書室は、あの頃とちっとも変わらないな…。そして、俺たちの気持ちも…だ」
俺と美加ちゃんは仲のよいカップルとして、毎日放課後デートをして過ごしてきた。
そして、いつも二人が待ち合わせるのはこの図書室だった…
そんな思い出深い場所なんだ、この場所は…
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