部屋

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 目が覚めたら、不気味な絨毯がまず視界に入った。それ以外は普通だけど、異様な部屋。 先程名前を言ってはみたが、何も起きて最初に考えたのが自分の名前というわけではない。 そう…部屋だった。 私はこの部屋を知らない。病院でもない、知らない部屋に私はいた。 状況が飲み込めない私は自分の事を考えたのだ。
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