部屋

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 「‥‥‥‥?」 おかしい。何も分からない。 名前も分からなかった。 何も分からないこの状況で、私は近くにあったノートに自然と手を伸ばしていた。 何か書いてあるのが見えた気がする‥‥‥。   Name.窓付き    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  「窓付き?」 それが…名前? そうしてそこに書いてあった名前が『私の名前』になったというわけだった。ここが私の部屋だったらの話だけど。
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