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嗄良「ユイさん!!りんきぃが私をかばって…」
先程の衝撃波で咄嗟に嗄良をかばったりんきぃは酷いダメージを受けてまともに動けない
目の前に迫り来る衝撃波
ザシュン!
ユイの太刀に衝撃波が断ち切れる
しかし全てを防ぎきれずに余波を喰らう
ユイ「胸キュンアニマルは切れなくても、これなら切れる」
いいながらもガクンと片膝をつくユイ
やはりダメージは相当大きい
嗄良「ユイさん!!」
ユイ「ユイの心配は無用りんりんの回復を!それまで食い止めておく」
嗄良「わかりました!」
嗄良は急いでりんきぃの元に駆け寄り回復を始める
り「頼…む…よ、ユイ…さん…」
声を搾り出してりんきぃは言葉をかける
ユイ「お任せあれ!しかし、とどめはりんりん!貴方にお願いしますよ」
二人の前に立ち塞がり
剣を構えるユイ
クゥ~ン
咆哮と共に、チワワの回りに濃密度の地獄の気が集まっていく
それは徐々に収束して行き人とかわらない大きさの瘴気を帯びた塊になる
クゥ~ン
(ご利用はご計画的に)
チワワが叫ぶと塊は地獄の雷を帯び、ユイに向かって放たれる
ユイ「雷は胸キュンアニマルだけの専売特許ではない!わが切り札の一つを見せてやる!」
ユイは胸の前に指で五芒の虚空を描く
描かれた虚空から一つの 剣が現れた。
ユイ「これこそ我が五行の一つ!雷神剣・神威」
向かい来る雷の塊に剣を 一振りする
バシュン!!
一撃で雷の塊を粉砕した
り「見直したよユイさん!まさか伝説の五行式を使えるなんて思ってなかった…」
回復したりんきぃがユイの横に並ぶ!
ユイ「りんりん!ユイたん怖かったのん♪」
ユイはりんきぃにしがみつく
ごすっ!
りんきぃの放った肘打ちがユイの脳天に直撃する
り「前言撤回を要求するしマヂでな!!!」
ユイ「イタイ~!ほんの戯れなのん♪ユイたんには胸キュンアニマルを切るなんて出来ないからりんりんお願い!」
り「わかったよ!ユイさんサポートよろしくね!嗄良っち出来るだけ離れて結界を張ってて、でかいの行くから」
りんきぃとユイは構える
嗄良は部屋の端に移動し
守りの結界を貼った
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