第二章

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    謎「りんきぃ☆」       謎「起きなさい」       りんきぃは、呼びかけに目を覚ます   ユイ「おはよぉなのん♪りんりん♪」   目を開けたすぐ前にメイド姿の妄想戦士ユイがいる   ゴスっ!!   りんきぃ☆のコークスクリューが ユイの顔面を捉える   ドカシャーン!   ユイは勢いよく吹っ飛んだ   り「なんでえぇぇ!!! 冒険の書を消して新しく作り直したのに」   絶叫するりんきぃ☆   嗄良「夢へも見てひたんじゃないへふか、りんひぃ☆?」   船室の椅子に腰掛けて、 サンドイッチを頬張りながら ド派手な虹色の巫女服に身を包む天然少女の嗄良が言う!   り「嘘だぁぁぁぁぁ!」   なおも絶叫する   声「この旅からは逃げられないんですよ!りんきぃさん♪」   ガチャリ!と部屋に入って来て言ったのは紳士気取りの遊び人で詐欺師の水歩だ   り「この屈辱は必ず返すからね!覚えてろ作者」   天井を睨みながらりんきぃが言う   ユイ「誰に言ってるのんりんりん?」   り「気にしなくていいから!お前は死ね!メイドで死ね!冥土に行け!それから更に死ね!」   ユイを散々罵ってベットから出るりんきぃ   嗄良「ひゃーりんひぃのねまひみっひまうふ♪はわひひ~♪」 (きゃ~りんきぃのネマキ、ミッキーマウス♪可愛い♪)   り「嗄良っちそんなに詰め込んだら何が何だか判らないから…」   口一杯にサンドイッチを詰め込んでいる嗄良に、慣れたツッコミを入れる   り「この流れを自然に対処出来てる自分って…」   ため息混じりに呟く   り「ところで新大陸はどう?」   水歩「もう見えていますよ!それで皆さんをお呼びに来たのですが」   り「よし!みんな甲板に出ようか!…っとその前に」   りんきぃは水歩を直視して問い掛けた   り「この船のマネーは?」   水歩「頂きました♪」   り「食料の確保は?」   水歩「終わりました♪」   り「船員の屍は?」   水歩「魚の餌に♪」   り「さすが水歩君♪」   嗄良「それって犯罪…」   り「違うよ、嗄良っち!水歩君、言ってあげて」   水歩「リサイクルです♪」   嗄良「そっかぁ~♪りんきぃ達、頭いい♪」   ユイ「嗄良っちその解釈はいかがなものかと…」   嗄良「喋らないで下さい!空気が汚れます!」   ユイ「汚染扱い!!!」   いつも通りワキャワキャしながら四人は甲板に向かった
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