第二章

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  咄嗟に近くの大きな岩の上に飛び乗る三人!   辺り一面が見る見るうちに熔岩地帯に変わる   り「やってくれたね!!もはやそこ以外に逃げ場はないから…さぁ死んでもらおうか!!」   煙が消えて、氷の結界に包まれたりんきぃが姿を表す!   ユイ「待ってりんりん、落ち着くのん!!」   り「うるさいメスブタ!!!今日という今日は消す」   新たな詠唱に入る   数多の星の輝きは  命の道標を指すだろう   嗄良「やめてりんきぃ!乳首ウォーズの仕返しをしただけなの、これでおあいこでしょ?」   熔岩のため逃げ場の無い 三人    導かれし魂は   永久の元にいかん   構わず続けるりんきぃ   水歩「あの程度ではやられないのはわかっていたのですから、戯れとしましょう」   しかしりんきぃは止まらない   ユイ「りんりん目が座ってる!!!やばぃのん」   降り注ぐ星々よ  全てに等しき滅びを   り「ルブラ・シューテイングスター」  (恒久の流星郡)   巨大な隕石が流星郡となり天から降り注ぐ   後には荒野になった大地   ただ一つの岩場を残して   り「な~んちゃってね♪これぐらいじゃどうせ死なないでしょおたくら?ちょっとだけビビらせてお仕置きしただけ♪」   三人「どんだけぇ~」   り「こんだけぇ~」   絶叫する三人とそれに答えるりんきぃ☆   水歩「それにしても相変わらず物凄い破壊力の術ですね!」   岩場からひらりと舞い降りて地面に出来たクレーターを見ながら言う水歩   熔岩はいつの間にやら、無くなっている   り「これも偏にあの大魔王もといお母様の地獄の教育の賜物だからね!」   過去のトラウマが蘇り引き攣りながらりんきぃが言う   嗄良「なんでユイさんだけは消し飛ばしてくれなかったんですか?」   ユイ「それはユイたんの事を愛してるからだもんねりんりん♪」   二人も近づいてくる   り「自害するまで追い込んだ方が楽しいじゃん」   冷たい視線でユイを見ながら言うりんきぃ   ユイ「ユイたんは、自害なんてしないもん!」   水歩「そんな事よりも、そろそろ行きません?」   ユイ「そんな事って… 水歩た~ん…」   り「そだね!キモぃオッサンはほっといて行くよ」   ユイ「オッサンじゃないもぉぉぉ~ん」   いじけるユイを無視して 歩きだした三人   新大陸での冒険が始まる   Next ここは何処?
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