67人が本棚に入れています
本棚に追加
~ Field 森 ~
木々の生い茂る森を進む
旅の疲れか三人の足取り は重たい
何故かユイだけは疲れたそぶりも見せない
嗄良「きゃっ!」
木の幹に躓いて転びそうになる嗄良
トン!
それを支えて起こすユイ
ユイ「嗄良さん怪我は無いですか?」
嗄良「は…はい…」
ユイはそう言うと、そのまま歩き出す
水歩「少しおかしいですね?ユイさんではありませんよあれは」
り「試してみる?」
嗄良「このままじゃ笑いの無い小説になっちゃいますし!」
三人は足を止める
り「少し休憩にしよう」
水&嗄「賛成♪」
前を進むユイが足を止めて振り返る
ユイ「もう少しいけば、開けた場所がありますからそこまで言って休憩しましょう!」
り「あれ~?やけに詳しいね!何でだろう…実はそこで待ち伏せとかあって、休憩中に襲い掛かるとかなのかな?」
りんきぃは一歩踏み出し ユイに問い掛ける
ユイ「…」
無言のユイ
り「図星なんだ?あのさ~さらにこれで入れ代わりとかだったらベタベタだからやめてね♪」
さらに一歩踏み出す
ユイ「何の話ですか?」
釈然と言うユイ
り「やめてくれないかな
シラを切り通されるパターンだと文字数使うから」
歩み寄りながらからかうようにユイを挑発するりんきぃ
ユイ「冗談がきついですよりんきぃ!」
いって剣を抜くユイ
り「ほら!やっぱり殺る気じゃん!あのね、一つ教えてあげるけどまともじゃないんだよあのメスブタ…」
さらに挑発を続けるりんきぃだが相手の間合いには入らない所で止まる
後ろの二人も身構える
ユイ「クックックッ…!よくぞ見破ったな」
それはユイの姿から形を変える
り「ワータイガー!?」
(半獣虎人間)
元の姿に戻ったワータイガーが吠える
り「三流…ザコじゃん!」
ため息をつくりんきぃ☆
ワータイガー「三流だと貴様、俺を…」
りんきぃは、メッセージスキップボタンを押した。
り「御託はいいから♪」
ワータイガー「どこまで…」
りんきぃは、更にメッセージ
スキップボタンを押した。
り「喋らなくていいよ!どうせすぐに消えるし」
ワータイガーは半泣きになっている
戦いが始まる
Next 反則じゃん
最初のコメントを投稿しよう!