第二章

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  ~ 森の戦闘 ~   り「半ベソ掻くぐらいなら帰ったら?無駄な労力使いたくないし」   ワータイガーをとことんこき下ろすりんきぃ   ワータイガー「畜生!!馬鹿にしやがって!お前達の仲間がどうなってもいいのか?あぁ?」   り「えっ!まだ始末してなかったの?」   嗄良「捕らえたなら、なんできっちり殺らないんですか!」   水歩「本当に使えない三流ワータイガーさんですね」   事ごとに暴言を吐く三人   ワータイガー「お前ら…本当に仲間か?酷すぎるぞ…」   ユイに同情するワータイガー   り「どうでもいいから、それじゃパッと死んでね」  ワータイガー「舐めやがって!俺の最強の技で貴様ら全員ミナゴロシにしてやる」   ワータイガー「我が奥義を喰らえ!フレイムボウ(炎の矢)」   ワータイガーの前に一本、人参みたいな炎の矢が出現する   ワータイガー「行け我がフレイムボウよ!奴らを焼き尽くせ!」   ワータイガーの言葉に人参みたいな炎の矢はりんきぃ達に向かった   …   …   …   り「…」   炎の矢はウネウネと亀よりも遅いスピードで迫り来る   …   …   …   さらに待つこと5分…   り「1メートルは進んだね」   嗄良「なんか頑張ってる姿がキュートですよね」   水歩「いつになったら届きますかねアレ?」   三人はひたすらウネウネする炎の矢をじ~っと眺めている   ワータイガー「えぇい!!!!間がもたん」   ワータイガーは炎の矢をガシッと掴みいそいそと三人の前に持ってくる   ワータイガー「これでよし!!ワハハ、恐怖に怯えろ!」   りんきぃは腰の剣を取り出すとウネウネするそれをペチリとたたき落とす   ワータイガー「あぁ!我が奥義のフレイムボウがぁ!」   叩き落とされても、なおウネウネする炎の矢に駆け寄り拾い上げるワータイガー   り「拾うなそんなもん」  ドゲシっ!!   膝蹴りがワータイガーの脇腹にめり込む
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