第二章

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 ~ 森の戦い ~    ワータイガー「ブフォウッ」   見事に決まった膝蹴りに のたうち回るワータイガー   嗄良「エグい角度~♪」  り「今度ユイさんに、試そぉっと♪」   水歩「そろそろコレ処理しませんか?」   り「そうだね!疲れたし誰か殺っといてアレ?」   嗄良「私がやります♪」   嗄良は巨大な鎌を取り出してブンブン振り回している!!   ワータイガー「くそっ、こうなりゃ!」   逃げ出そうとするワータイガ-  嗄良「局中ご法度!敵前逃亡は…死刑です!!」   斬っ!!!   嗄良は一足飛びで駆け、一振りでワータイガーの両足を切り飛ばした!   ワータイガー「ウギャアァァ」  両足を失い地面を転がりまくるワータイガー   嗄良「次は両腕いきま~す♪」   ザシュン!!   さらにワータイガーの両腕が切り飛ばされる!   ワータイガー「ギャワォォン」  四肢を無くし悶え苦しむ   嗄良「アハ♪タフですね♪さすが半獣人さんだぁ♪さぁ、次はどこかな♪」   鎌を片手に凄く楽しそうな嗄良   り「水歩君…止めて!!怖いよあの娘…」   水歩「私は自分の命が大切ですから…りんきぃさんお願いします!」   り「嫌だよ!あんなエグイのに関わりたくない」   二人は冷や汗たらたらで 見ている  嗄良「お二人もどうぞ?凄く楽しいですょ♪」   り「お腹痛いから遠慮しとくよ!!」   水歩「私も持病のくるぶしツヤツヤ病が出てますので」   嗄良「残念ですぅ!」   そう言うと嗄良はワータイガーに向き直る   嗄良「決めた♪このまま放置して行きましょう」   二人「えぇぇぇ!!」   二人は絶叫する   嗄良「飽きちゃいました♪」   嗄良はいそいそと旅の支度を始める   り「せめてトドメを刺してあげるのが武士の情けだよ嗄良っち!」   嗄良「私、武士じゃありませんから♪」   り「そんなとこだけ巫女を押し通さないで!」   水歩「言っても無駄ですよ…」   り「…だよね」   諦めて立ち去る嗄良の後を歩く二人   残されたワータイガーは生き絶えるまで苦しみ抜いたそうな   行方のわからないユイは いずこへ…   Next お決まりだね!
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