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腐男子っているもんなんだなあ、なんて思って一週間。
晴夜くんとはどんどん仲良くなれるものの、他の女の子達とはあまり距離が縮まらず…。
「宮野、手伝って」
晴夜くんも友達いなさそうだなー。て失礼なこと考えて…
「は?何を」
「教材運ぶの」
「あー、頑張れd(@^∇゚)/ファイトッ♪」
「…おまえ」
「嘘です嘘です!手伝うから」
だから、僕に声かけてくれるんじゃないのかなー、みたいな?
自惚れすぎ?んなこと関係ない!!
「これだって」
「スケッチブックか、よしサボろう!」
「あほか、お前は。これだけでいいから持って」
僕がどうでもいい事を考えている間に、目の前にある大量のスケッチブックの4分の1くらいを僕に渡して、残りを抱えるように持ち上げた晴夜くん。
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