2.帰路

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「だから好きなわけじゃなくて…後悔してるんだよ。」 涼はつぶやいた。 「…あっそ。」 「あっそ。ってなあ興味ないなら聞くな! だいたいお前とこんな話してもつまんないんだよ。何でお前にこんなこと言わなきゃいけねえんだ。アホらし。帰る!」 涼は勢いよく立ち上がりマックを出ていった。 「あ、おい!待てよ …彼女の話は結局どうすんだよ。…面倒くさいなあ。」 健児はぼやいた。 健児のくさい顔を振り返り見ながら涼はマックをあとにした。
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