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帰ったら何をするか
二人はそんな話題で盛り上がった。
「とりあえず純香のとこ行くかな」
突然陽駆が惚気る。
揚羽は少し面白くなさそうな顔をするが陽駆には関係ない。
「あ、そういや…」
と言って急に揚羽がニヤつき出す。
そんな揚羽を不気味に思いながらニヤついた原因を聞いてみる。
「な、何だよ…?」
「純香ちゃんとはどこまでいったんだ?」
「な…!?」
その言葉に陽駆は赤くなる。
「お、その様子はもしかして最後までいっちゃったとか?」
「うるせー!馬鹿な事言ってないでさっさと寝ろ!」
そう言うがいなや陽駆は布団に潜ってしまった。
しかし揚羽もこんな面白い話を逃すわけにはいかない、と思い。
「図星!?図星なのか!?もしかしてあんな事やこんな事やそんな事まで!?」
などとやかましく追求する。
だが返事は返ってこず、代わりに枕が飛んで来た事により話は終わった。
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