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さっきのコンクリの壁に今度は少し軽く投げた。
宗介はある程度どうなるかの予想していた。
しかし、その予想はすぐに覆された。
投げた石はコンクリの壁に深くめり込んだ。
ﾋﾟｼｯ
コンクリの壁にいくつもひびが入る。
ﾋﾟｼｯﾋﾟｼｯﾋﾟｼｯ……ドォォン!!
壁は粉々に崩れ落ちた。
｢すげー!
いや…ホントにすげーよ!｣
宗介が口ずさんだ。
｢まぁ簡単に言えば…このスーツや手袋を着ていれば身体能力が上がるってことだ｣
田村が言った。
｢ああ…それと耐久力ってのがある
耐久力がなくなると白い部分から液体が出るから気をつけろよ
耐久力がある時は大抵の攻撃は防げるが、耐久力が切れると身体能力は継続されるけど攻撃は普通に食らっちゃうからね｣
田村がさらに言った。
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