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俺は、今…絶望している…何故なら目の前には天使が二人こちらを睨んでいるからだ…何故こうなったか振り返ってみよう…あれは、あいつ(マルコシアス)と出会って一時間後のことだ…
「はぁ!?これから天使と戦う!?」
「そうだ…魔力を感じるには、やはり実戦してみるのがいいと思ってな。」
「え~と、天使とはどこで戦うんですか?」
俺は、きっと苦笑いして今マルコシアスに質問しているだろう…。
「ふむ…我の魔力感知では…汝の住むこの北海道の帯広に2体、釧路に7体、札幌に20体といったところか…」
「札幌に20体って…札幌は、大丈夫なのか?」
「ふむ…今フェニックスとベレトが全滅に向かっているから大丈夫だな」
「そうなのか…」
"フェニックスはわかるけどベレトってどんなの何だろうか…"とか他愛のないことを考えていると
「ふむ…ここから近い帯広の2体と戦いに行くぞ…幸い本州と比べたらかなり数が少ない今が魔力を習得するチャンスだからな…」
その言葉を聴いて一気に現実に引き戻された。
「了解!よく考えたら人類のピンチ何だよな…俺…頑張るよ!」
「では我の背中に乗るがいい、特別に許してやる。」
そう言って身を屈めたので背中に乗ってみた。
マルコシアスの背中は毛でフサフサしていながらも乗り心地抜群だった。
「では行くぞ!」
そう言って翼を羽ばたかせ、帯広の方角へと飛び立った。
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