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バァサッ…バァサッ…
「あ~五月蝿い!」
「調子乗っておると落とすぞ?」
「すみません…でも…乗っているすぐ横でバサバサと五月蝿くて…」
「我の体が小さいと?汝も言うようになったな…出会った数時間前は、怯えきってたくせに。」
「誠にスミマセンでした。」
そんな会話をしている間に、目的地の上に到達したようだ。
「さて降りるから何かに捕まっておれよ」
「わかった!」
と言ったものの捕まる所なんて、毛しかない。
とりあえず毛に捕まることにした。
そして、毛に捕まったと同時に急降下をし始めた。
「うぅぅあぁぁぁ~~」
「汝は、毎回危険になったら叫んで五月蝿いぞ…」
あまりの速度に声をあげるがマルコシアスに一喝された。
バァサッ…バァサッ…シュタッ…
そうしている間に地面に降り立った。
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