いきなり実戦!?

8/11
前へ
/30ページ
次へ
剣を確認しだい、振ってみる。 「軽い…これが魔力で作り出された武器…」 鉄などの金属で造られたわけではない、剣は、まるで羽のように軽く、片手でも振れる物だった。 「即座に剣の具現化に成功したか…やはり才能があるようだな…」 マルコシアスは、十六夜の姿を見ながら、一匹呟いている。 「次は、魔力を使って、使う攻撃か…まぁ要するに魔法ってことか…よしっ!やってみるかな!」 独り言を言いながら納得し、魔力を使用する魔法を試してみる。 "う~ん…やっぱ鮮やかで、火力のあるのが言いよな…よしっ…決めた。" 心の中で呟き、相手を見据え、魔力を解き放つ。 『連華!』 ドドドドドカーン… 途端に、ずっとこちらの動きを伺っていた天使が連続の爆発に巻き込まれ、花びらのように散った。 「うわっ…グロいな~」 自分で想像しておきながら、あまりの威力と迫力に声を漏らした。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加