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剣を確認しだい、振ってみる。
「軽い…これが魔力で作り出された武器…」
鉄などの金属で造られたわけではない、剣は、まるで羽のように軽く、片手でも振れる物だった。
「即座に剣の具現化に成功したか…やはり才能があるようだな…」
マルコシアスは、十六夜の姿を見ながら、一匹呟いている。
「次は、魔力を使って、使う攻撃か…まぁ要するに魔法ってことか…よしっ!やってみるかな!」
独り言を言いながら納得し、魔力を使用する魔法を試してみる。
"う~ん…やっぱ鮮やかで、火力のあるのが言いよな…よしっ…決めた。"
心の中で呟き、相手を見据え、魔力を解き放つ。
『連華!』
ドドドドドカーン…
途端に、ずっとこちらの動きを伺っていた天使が連続の爆発に巻き込まれ、花びらのように散った。
「うわっ…グロいな~」
自分で想像しておきながら、あまりの威力と迫力に声を漏らした。
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