3人が本棚に入れています
本棚に追加
いきなりの実戦を終え、再びマルコシアスの背中に乗り、我が家に帰ってきた。
何度見ても屋根がない…家族は、無事何だろうか…
そう思いつつ家に入る…マルコシアスと共に。
「ただいま~!」
…………
沈黙が返ってくる。
「母さん?父さん?」
不安に思いつつ、寝室へ向かう。
スゥ…スゥ…
寝息が聞こえる。
父と母は、無事なようだ。
「良かった~生きてた!」
そう言ってその場に崩れ落ちた。
スゥ…スゥ…
「過度の疲れだな…まぁ良かろう…休息も大事だしな…にしても…こいつの家に結界を張り続けるのも疲れたが…まぁいたしかたないな…」
ため息をつきながら…十六夜の家族を護っていたマルコシアス…彼も同じく、結界を張りながら、軽く眠りに落ちたのだった。
最初のコメントを投稿しよう!