プロローグ

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「大体は、わかったよ…だけど何で俺を殺すのかわからないよ…」 「ふん…我々が神から追放された理由…それは、お前ら人間共の宗教に関係しているのだよ…だから恨みを持っているのは神だけでないことがわかるだろう?」 「確かに宗教が関係しているなら恨みを持っていて当然かもしれないな…あともう一つ聴いていいか?」 「ふっ…許してやる」 鼻で笑いながら了承してくれた。かなりムカつくが抑えよう。 「アリガトウゴザイマス…神は、どうやって人類に天使を倒させようとしているのですか?」 「痛い所を突きおって…まぁ良かろう…神は、天使に通用する魔力を人類に昨日の3時ころに与えた。それによって天使と互角に戦えるようにな…」 「何で?人類には、ミサイルとか核兵器とかあるのに…」 「汝は、馬鹿だな…天使にそんな人間共の作った軟弱な兵器が効くはずなかろうに…」 「ですよね~…」 「ということで殺すかな…」 さっきとは打って変わって殺気のこもった声で話し、前かがみな姿勢に戻った。
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