プロローグ

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「待ってくれ!」 まだ死にたくないので今出せる最大音量で叫ぶ。 「まだ何かあるのか?」 そのままの姿勢なうえに殺気のこもった声で問いかけてくる。 「俺を神の計画を潰すために鍛えてくれ!あんたたちソロモン72柱だけでは潰せないだろう!」 その場任せにマルコシアスに、訴えかける。 「ふむ…合格だな…」 「えっ?」 意味がわからず、声を出してしまった。 「汝は、我の話を聴いたうえで神と戦う選択をしたのだよ…我々は、どこかに逃げようとする人間は、戦力にならないから殺すことにしていたのだよ…。だが汝は、戦う選択をした…だから合格と言ったのだよ。」 何かよく分からないが殺さないということは、わかった。 「よ…よかったぁ~怖かった~」 心底安心して安堵の息をもらした。 「だが汝よ…戦う選択をしたのだから、これから魔力が使えるようになるまで我と特訓だぞ?」 「まじですか…」 こうして…俺とソロモン72柱の一匹の訓練と旅が始まった。
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