ゆるっ娘モモちゃん3 奈緒の初恋編

14/88
前へ
/88ページ
次へ
昼休みにはたいてい変事がある。 ここんところ興奮させられる出来事が多くて、夜は悶々としてほとんど眠れないから(起きて何をやってるかは聞かないでほしい)、昼の満腹後を利用して仮眠をとっていると、モモからの電話で叩き起こされた。 「こらっ!! 寝てる場合じゃないよ! とにかくすぐに来て!」 「どこに?」 「グラウンドの隅の倉庫! ほら、かつてあたしがおちんちんを何本もしゃぶった……!」 不快なことを思い出させるなよ……。 モモがかつて何をしたのか知りたい方は、シリーズ第1弾を参照してくだされ。 とりあえずモモの焦り気味の声が気になったので、急いで駆けつけると、奈緒が下半身裸で埃っぽい床に伏して、わんわん泣いていた。 「奈緒ったら、ここですごいオナニーしてたんだよ! まただよ! 奈緒はすごいエッチだけど、学校でむやみやたらにオナニーするような子じゃなかったよね。大丈夫かなー? 将来が心配だよ」 お前に将来まで心配されるいわれはないよ、と奈緒に代わって言ってやろうかとも考えたが、奈緒はモモのペットということになっているのを思い出したので、やめておいた。 ご主人様には飼い猫の将来を案ずる権利も義務もあるのだ。
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

572人が本棚に入れています
本棚に追加