ゆるっ娘モモちゃん3 奈緒の初恋編

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「耳は塞げない。やってる最中だぞ。手を離せないよ。モモが喋らなければいいだけだろ」 「あっ、あっ、あたし、頭が、ぐちゃぐちゃでっ、おかしくなりそうっ! 声を出しとかないと、おかしく、なっちゃうっ!」 俺に抱きすくめられながら、モモは取り乱して手足をバタバタさせた。 それにしても、モモほどのツワモノがこんなになるなんて、よほどのものだ。 もしかしたら……俺が思っているほどモモはすごい人間ではなくて、案外普通の子なのかもしれない。 これ以上モモを恥ずかしがらせるのはかわいそうだ…… 俺は殊勝にもそう考え、モモの口をキスで塞いだ。 モモはもう喘ぎ以外の声は発せず、ただ快感のうねりのままに身をゆだね、全身をこわばらせてぴくぴくしたり、骨がなくなったみたいにふにゃ~っとしたりを繰り返した。 フィニッシュの瞬間に、俺の背に回した腕にぎゅっと込めた力の強さを、俺は今でも忘れていない。
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