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今回の物語の発端となった場所、我らが高校の屋上。
この熱い夏の日々の特別な運命が刻印されたこの場所に再び舞い戻り、熱烈に浮ついたこの物語も終焉を迎えることになるのだろうか。
最後の舞台としてこの場所を選んだのは、モモでも奈緒でもなく、ましてや俺などでは絶対にない。
俺なんかは、一連の物語で目撃者と参加者と話し手を兼ねている大活躍人物だとはいえ、付与されている権限は最下層なんだからね。
などという、読み手にとってどうでもいいことは置いといて……
……物語を進めます。
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