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大倉くんの住んでるアパートに着いたとき、ちょうど大倉くんは部屋に入る所だった
美「大倉くん!!」
忠「美咲ちゃん!?どうしたん?」
美「・・・ごめん。私聞いちゃったんだ。大倉くんと章大くんがはなしてるの」
忠「・・・聞いてたん?」
美「ごめん。あの後気になって章大くんに聞いたんだ・・・・未来さんの事」
忠「それで?美咲ちゃんに何が分かるん」
美「どうして、自分のせいだなんて言うの??大倉くんのせいじゃないよ!」
私は、いつの間にか泣いていた
忠「・・・どうして・・・・美咲ちゃんが泣くん?なんで俺なんかのために・・・・」
美「好きだから・・・・大倉くんが好きだから
大倉くんが苦しんでるのに私なにもできない・・・」
忠「ごめん。美咲ちゃんの気持ちは嬉しいけど、俺、やっぱり未来のこと好きやから・・・・
悪いけど、帰って」
美「大倉くん!」
忠「帰れ!」
私はその時初めて大倉くんの怒った顔を見た
美「わかった。
でも・・・・私諦めないから!」
それだけ言って私は大倉くんの家を後にした
忠「美咲ちゃん・・・・・ごめんな」
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