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忠「大阪、久しぶりやなぁ」
俺は、大阪に着いたあと実家へ寄ってから、直ぐに、未来のお墓へ行った
忠「・・・未来、久しぶり」
お墓の花を変えた後、俺は話し始めた
忠「未来、俺な・・・向こうの学校で、好きな人できてん・・・
美咲ちゃんて子なんやけど、
その子と話してるとき、未来とおった頃みたいに楽しくて・・・・
・・・・・なぁ、未来。
俺、幸せになってええんかな?
未来は許してくれる・・・・?」
?「忠義くん」
そう呼ばれて振り返ると、そこには、未来の両親が立っていた
忠「・・・お久しぶりです」
未(父)「忠義くん。今の話ホンマなんか?」
忠「・・・・・・はい」
未(父)「・・・・・よかった」
忠「えっ?」
未来のお父さんの言葉に俺は、驚いた
未(母)「二人で心配してたんよ?
忠義くん、自分のせいだって、自分を責めてたから
もう二度と、女性を好きにならないんじゃないかって・・・
でも、安心した(^^)」
未(父)「未来は、忠義くんに出会って、ホンマに幸せやったと思う。
それまで学校に行くのを嫌がってた未来が、忠義くんに出会って、楽しそうに笑って学校に行くようになったんよ?
忠義くんのおかげで未来の笑顔をみることができた
忠義くん、ありがとう
未来を愛してくれて・・・・
ホンマに感謝してる」
未(母)「未来は忠義くんの幸せを願ってる
だから、忠義くん。
未来の分まで、その子と、美咲ちゃんと幸せになって?」
忠「・・・ありがとうございます!」
未(父)「はよ行き!きっと、美咲ちゃん待ってるで?」
忠「はい」
俺は、急いで帰りの新幹線に乗った
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