あの恋物語は始りと終わりを告げられてた…

お泊まり当日…布団の中で…

「ねぇ、私が19歳になったらシルバーリング買って。幸せになるリング。昔からの夢なんだ。」「…わかった。いいよ。」「もう一つお願い。負けたんだからいいよね」「…うん」「キスして」山口は恥ずかしそうに言った。「うん」そして唇は重ねた。そして山口は「ねぇ…。私…あの…それ以上のことは出来ないけど…いい？」「いいよ…」「結婚するときに…って」「いいよ。そういう考え素敵だと思うよ」「有難う」会話の後何度も唇を重ねた。そして二人はお互いを見合って眠った。…が石川はしばらく山口の顔を見て眠った。そして夜は明けた…。