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『現実もなにも有りはしないのだ』
白髪の男性は呟く
『……』
必死に彼女は今起きていることを考えながら何かを受け止めようとしていた
『…アナタはさっきの白兎?』
彼女は白髪の男性に質問をする。白髪の男性は彼女の問いに『そうじゃ』と躊躇う事無く答えた
『…兎って人間になれるものなの……?』
彼女は呟いていた…
『我はそこらの兎と違ごうぞ?なんせ我は白兎だからのぅ』
なにか古臭い言葉を使う人(?)だなと彼女は思った。
『そりゃあアナタは白い兎だけど…ただ白いだけじゃないの…?珍しい色だとはおもうけど別に白い兎がいないわけじゃ』
彼女の言葉は此処で止められた
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