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「どうした?」
おれが頭を動かさないので
不思議に思ったのか、
宗弥が聞いてきた。
おれは答えずに
頭を上下に動かし始める。
「油和、そろそろいい。」
5回往復くらいした頃、
宗弥はおれの口から愛しい
ソレを出した。
「我慢出来ないの?」
上目遣いで聞く。
「あぁ。油和の熱を
感じたい…。」
吐息も程々に、宗弥は
おれを押し倒しに導く。
「ん…っ。」
おれのそそり立ちに指を絡め、透明を、待ち遠しく待っている所に塗り入れられていく。
「ふ…。緩いな。」
うっすら目を開けて
宗弥を見てみると、
怖いほど艶やかに笑っていた。
「んぁっ、は…やく。」
両腕を広げ、宗弥の肩を
抱き締める準備をした。
「そんなに急かすな。
腰も浮いてるぞ?」
机からあのゴムを取り出し、
装着する姿さえ
格好いいと思えた。
「だって…。宗弥とスるの
大好きなんだもん!」
恥じらいも無く言う俺に、
宗弥がキスをする。
「愛する人間の前じゃ
本能的…か。
油和の良いところだ。」
宗弥がはちきれそうな
欲望を、おれの中へと
腰を進ませる。
「はあぁ…っ!」
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