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立てこもり事件 まず、家の中で乱闘になり、そのまま篤史は家の外に閉め出された。 何をしても中には入れず。 勇んで行くと、満子と知子の女二人に倒されてしまう。 篤史が破れたシャツとステテコというボロボロの姿のまま、家の前の路上に倒れている所に、不審者と勘違いした警官が近寄ってくる。 何があったかのやり取りも理解されない。 大の男が例え二人でもお嬢様な女に負けるワケが無い、と。 篤史は思わず警官に足払いをかけた…が、返し技をかけられた。 外から帰ってきた祖父…開かない。 祖父「開けろ‼家に入れろ‼」 玄関前で喚き出すと、満子が出てきた。 満子「お父さんうるさいわよ‼」 祖父「はい。」 大人しく満子に連れられて家に入っていくと、五分後…何にも無かった顔でケロッとしていた。 祖父「お騒がせしました。状況確認も出来まして、大丈夫ですのでお引き取りください。」 警官「こりゃ駄目だ」 聞き分けない警官に足払いかけてやったら、返し技喰らって、三年間痛みがとれなくて…後であの警官に会ったとき、聞いてみたらその警察署で一番段を持ってるヤツだったんだよ。by篤史
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