出会い

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朝、ギラギラと照りつける日光の眩しさに、睡眠を妨げられ目が覚めた。 時計を見るとAM6:00。 『なんだまだ6時か、もうちょっと寝よ』 このように、一度起きるのだが最後には寝坊するというのが、黄金パターン。 でも、この日は違った。 寝ようと試みたが、なかなか寝付けない。 そこでひとつの意見が、頭をよぎる。 たまには早くに会社へ行って、あのクソ課長をビックリさせてやる! おはようございまーす! 入口に入るなり、大声で言った。 シーン… ????? もしかして誰もいない? なんと俺は、一番乗りだ。 とりあえず、入り口近くにある椅子に腰掛けた。 まだ、佐々木さんも来てないなんて… ん? てことは…もう少ししたら佐々木さんと二人きり? ムフムフ。 一人でニヤつく俺。 それにしても退屈だなぁ。 特に仕事がない俺は、本当に退屈だった。 ふいに 鼻の穴をほじほじ。 !!!!!
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