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「うん、長期任務。はい、これ」
「…何これ」
「明日入学式だから」
「は?」
「学園に通ってもらうよ“舞姫”、“銃士”♪」
「学園?!わー、楽しみ♪…って、あれ?シオンどうしたの?」
「…“舞姫”って言うなあぁぁあぁーーーっっ!!!!!」
シオンの叫びはギルド本部内全部に響き渡ったとか。
「んで、どうして今更学園に?学ぶ事なんて何も無いだろ。」
シオンは氷の塊に向かって言う。
「シオン、流石にあの状態で話せってのは無理があるよ。」
フェイトは氷の塊に憐れみの視線を送る。
「ちっ。」
シオンは舌打ちすると、指を鳴らす。
すると氷の塊が粉々に砕け、中からギルフォードが現れた。
「凍死するかと思った…。」
ギルフォードは少し顔色が青白かった。
しかしシオンは容赦無し。
「さっさと理由を話せ、また氷浸けにされたいか?」
「…いや、されたくありません(僕は育て親のはずなのになあ)。」
ギルフォードは心の中で盛大に溜め息をついた。
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