第2章

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「「おおぉ~!!」」 クラスの中が少し騒がしくなる。 「(4000か。高1にしてはなかなかだな。それにしても、やっぱりどこかで見たことがある。)」 前では水色の長い髪を緩く巻いている女の子が、魔力測定をしていた。 その子は今朝シオンが見かけた女の子であった。 「次、フェイト=レゴナーグ。」 「はーい。」 フェイトは教卓の前に行き、魔力測定をし始めた。 「「おおおぉ!!」」 先程よりも大きな歓声が上がる。 しかも二回。 「魔力5500に属性二つ!?」 先生も驚いてフェイトを見る。 高1で属性二つもっているのはめったにいない。 しかも魔力は一般の新入生より多い。 しかし、これを超える者がいた。 ・
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