第1章

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「任務完了した」 転移した少年は、書類の山に向かって言った。 「お帰り、シオン。お疲れ様」 書類の山から返事がある。 「…じゃ」 シオンと呼ばれた少年は書類の山に背を向けドアに手を伸ばす。 「えっ、ちょッ、シオン!!それだけッッ!? ねぇっ、助け―…」 バタンッ 「―…てくれないのか…」 書類の山は長いため息をついた。 .
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