第三話

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だるま「しつけえなぁ。」 ヲタ「身の程知らねえからな、あいつら。」 バンジー「馬路女最強軍団ラッパッパの中でも狙ってんのが、四天王やサドじゃなくて部長の」 前田が教室を出て行く。 だるま「あつ姐!」 ヲタ「っておい!」 だるま「どこ行きまんねん。」 ヲタ「完璧舎弟だな。」 馬路女生徒1「四天王が来るぞ!」 教室から色んな生徒が覗く。 四天王が廊下を歩いてる。 チームホルモン「お疲れ様っす!」 バンジー「ラッパッパの四天王、シブヤ、ブラック、トリゴヤ。」 ウナギ「ゲキカラはまだ年少に入ってんか。」 ヲタ「地元のチンピラ半殺しにしたら警察沙汰にもなるわな。」 シブヤが振り返る。 チームホルモンが怯える。 アキチャ「やっぱ四天王は格が違うなぁ。」 遅れてサドが剣玉を回しながら歩いてくる。 バンジー「ラッパッパのNo.2副部長のサド。」 アキチャ「相変わらずすっげえオーラだな。」 ヲタ「あんなの束ねてるなんて優子先輩ってのはどんだけつええんだよ。」 シブヤが女生徒に掴んで倒す。 シブヤ「そういや近々ゲキカラがバカンスからかえってくるらしいっすよ。」 サド「土産話が楽しみだな。」 ブラック「四天王が揃ったら、大掃除でもしますか。」 サド「んだよめんどくせえな。」 トリゴヤが女生徒を睨む。 シブヤ「矢場女がいい気になってっから空気入れ替えねえとな。」 サド「部長が戻るまで、勝手な真似はするな。」 シブヤ「矢場女の狙いは優子さんっす。」 サドの剣玉の糸が切れる。 サド「やるときは、戦争だ!!」 シブヤ「マジやりてえ!!」 そういって椅子を蹴る。 前田とだるまがトイレから出てくる。 だるま「あつ姐、そのハンカチイケてまんなぁ?しまむらでっか?あつ姐。」 だるまが後ろから視線を感じて振り向くが誰も居ない。 だるま「あっあつ姐待ってくださいよあつ姐。」 前田とだるまが歩いてると携帯で写メを撮る奴がいた。 だるまが走る。 だるま「誰や!」 だが誰もいない。 場面変わって中庭 前田が介護士の本を読んでる。 だるま「やっぱり誰かに見られてるような、ねぇあつ姐。」 そこにバットが飛んでくる。 だるまが前田を庇ったが学ランが前田達を守った。
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