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昭和58年6月雛見沢村・・・
僕は、雛見沢に来ていた・・・。
きれいな空気に一面に広がる大自然、そしておおらかで、思いやりがある人達、まさに雛見沢村は、僕が求めていた楽園のような大田舎だった。
だけど、この村の裏側では、惨劇が起こっているなんて考えたくなかった。
こんな村が・・・惨劇だけの村なんて・・・。
僕は、雛見沢村に二人で仕事の為に来ていた。その仕事の相方である成瀬は、中学時代からの友人でありとても仲がいい。仕事の方でもかなりいいコンビである。
成「おーい!岡田、そろそろいくぞ。」
岡「おいおい、成瀬さんよ、荷物をもてよ。」
僕達はそんなやりとりをしていた。そんなときに、小学生ぐらいの女の子が話しかけてきた。
?「みぃ、何をしているのですか?」
岡「えっ。」
僕は、言葉を詰まらせてしまった。なんて言おうか迷っていると、成瀬が変わりに言ってくれた。
成「二人で旅行に来たんだよ。ここは、空気がよくて良いところだって聞いているからねぇ。」
と、つじつまが合いそうなことを言ってくれた。そう言うと、その少女は、納得してくれたみたいだった。
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