☆娘・誕生話☆

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産んでからの記憶があまりないが、意識が1,2回飛びかけて、助産師さんに何度も名前を呼ばれたような... 娘を取り上げてくれた先生が、お腹を押して胎盤の処理をした。 ヌルッと出てきたのが分かった。 それから、縫合。 何度も麻酔の注射ばかりして、正直痛かった。 そんなに裂けたの? この先生寝ぼけながら縫ってるんじゃないのって言うくらい縫われた。 縫合が終わってから、病室に戻る時、車いすで戻ったが、座るのもやっとなくらい痛い。 看護婦に連れらてきたパパに、 「旦那さんはもう帰っても大丈夫ですよ」 深夜2時。 病室だけ確認してパパは帰って行った。 警察がパトロールしてるあの時間に運転して帰るのは嫌だっただろうな。
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