去りゆく君へ

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何人もの人とすれ違う それが当たり前の この大きな世の中で 君と出逢えたことが 奇跡というなら 君を愛し 愛してくれたこと 運命だと信じていた 君と当たり前のように 繋いだ手がまだ温かくて 君がいたいつもの場所に 何度も視線をよせてしまう ねぇ もし 君が 別の手を握るときがきたなら その時は 私を「思い出」と 呼んで 君がまた 運命の人と笑えるように
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