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ぁ。
言い忘れてました…
かなりのドジでもあります。
漫画でしかないような…バナナの皮で足を滑らせるなんてこともあったり…
ツルンッ
「んきゃぅ!」
言ってるそばから……
もう…恥ずかし過ぎる…ッ
立ち上がろうとした瞬間だった。
スッと僕の前に手が差し出された。
驚いて見上げると…
背の高い男の人?
「君…大丈夫?」
低い、でも優しい声の主は僕を見下ろしながら聞いてくる。
顔は逆光でよく見えない。
スーツ?
眼鏡もかけている?
「頭でも打った?」
動かない僕を見てその人は次の質問を投げかけてきた。
ハッと我に返るとその人に腕を掴まれた。
Σ滑ったのも見られた?!
と思ったら急に恥ずかしくなって…
「ぁ、あッ、ありがとうございましたッ!!」
下を向いたままお礼を言って逃げるように学校へと走った。
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