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飲み込まれた途端に俺の意識は薄れ起きたときには森の中だった
梢「―――っ……
ここは?」
頭はぼーっとするが少しずつ落ち着いていきハッキリとしていく
ハッキリとしてきたところで周りを見渡すが特に変わったことはなく普通の森のようだが何かが引っ掛かり違和感が残る
梢「なんだ?
何かがおかしい。」
近くにある木の葉を触ると指先が切れる
梢「ってぇ…
本物じゃない造られた木なのか?」
今度は切れないように葉を取り観察する
梢「鉄に近いか?
わかんねぇけど切れ味はいい金属ってことは確かだな。」
指先が抵抗もなく切れた事を思い出しながら独り言として吐き出す
梢「このままここにいても意味もねぇしなにもわかんねぇし、すこし周り歩いてみっか。」
葉を切れたりしないように上着のポケットに入れて歩き始める
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