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皆さんこんにちは(こんばんは?)、ティアです。
前回はブラッドに抱きつかれ、そのまま終わりました。
ですが、まだ私、現在進行形でブラッドに抱きつかれています。
誰か助けてください、切実に(泣)
「ブラッド、もういい加減に離してくれる?」
「ん~、あとチョッt「何をしているんですか?」……げっ!?」
ブラッドの声にかぶるように、女性の声がした。
「あ、ダリア。助けて💦」
「はい、かしこまりました。……ブラッド様」
ティアのSOSを受けて“ダリア”と呼ばれたメイドは、声を低くさせてブラッドに声を掛けた。
「な、なんだ?(汗)」
若干怯みつつ、ブラッドが先を促すと、彼女はゆっくりと口を開いた。
「先程からお嬢様が嫌がっていますので、さっさとお離しになって下さい(ニッコリ)」
「(ゾクッ)………はい、わかりました」
ブラッドはダリアの笑顔に何かを感じ取り、思わず敬語になりながらも、素早くティアを離した。
「大丈夫ですか?お嬢様」
「うん、大丈夫だよ。ありがとう、ダリア」
ティアが心配そうにしているダリアに、微笑みながら返事をすると、彼女はホッ、と息をついて次の瞬間、ブラッドに説教をし始めた。
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