Introduction

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しばらく歩き続け、ようやく保健室を発見。 先生に事情を話し、女子をベッドへと寝かせる。 「ふぅ……」 軽かったが、人を背負って歩き続けるのは疲れた。 腰が痛い……。 ふと、寝かせた女子の顔を見る。 腰まである綺麗な黒髪、長いまつげ、潤いのある唇、鼻筋が通っていて、とても美人だと思った。 「………………はっ!?」 見とれていた……。 首をブンブンと横に振り、冷静になる。 「何やってんだか……」 自分に呆れながら、保健室をあとにした。
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