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「えっ？」
「焦りながら入ってきてね、ドア開けたら女の子が居て、気絶させちゃったって。だから、運んできたって」
クスクスと、思い出し笑いしながら先生が説明してくれた。
なるほど……それで記憶が。
「あなたのこと、すごく心配してたわよ？」
「……そうですか」
まぁ、悪いのは私だけど。
「じゃあ私、そろそろ帰ります。今、何時ですか？」
「今は……7時半過ぎね。暗いけど、大丈夫？」
「大丈夫です」
まぁ、多分不審者には出会わないだろう。
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