Four beat

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電話帳を開いて、とある人物にカーソルを合わせた。 雨宮慧祐── その名前を見て、顔を思い浮かべる。 「……コレ、完全に一目惚れなのかな?」 何をしている間も、彼のことを考え続けていた。 ドキドキする。 もどかしい。 今までに体験したことの無い感情が、私を支配している。 「好き……なんだ……」 不思議。 今までにない幸福感に包まれながら、私はいつの間にか眠りに落ちていた。
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