偽りの人

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━翌日━晴れ━ビル内━ 私達は中央ビル周辺から移動しない犬の群れのため、ビルから移動出来ないでいた。 私と凛さんは封鎖した階段と三階のドアのチェックを・・・・・白木くんと剣次くんは屋上から周囲の警戒をしていた。 凛さんは廊下の日の当たらない部分を 懐中電灯で床や壁を照らし、チェックをしている。 「あの・・・凛さん。少し聞きたいんですけど・・・・・」 前を歩いていた凛さんは振り返り 私の方を向いた。 「なーに?」 「私にも剣次くんみたいに、あの~・・・ボルターの力みたいなのが・・・・・」 「あぁ・・・肉体の一部をボルター化させるアレね・・・ よし!ここは問題なし!・・・・・・・ ヨイショ!・・・この世界にいる人なら誰でもあの力は使えるけど・・・・・、抑制剤を使っても確実に」 「ボルター化を加速させることに・・・・なる?」 「そう!・・・・・・でも、なんで急に・・・・・って、昨日あんなことがあったばかりだもんね・・・」 やっぱり・・・身体に負担かかってるんだ。 ・・・剣次くん、大丈夫だって 言ってたけど・・・・image=376581453.jpg
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